女の子の節句である3月3日は、ひな祭りですね。
生まれて初めて迎える初節句は、親族を招いてお祝いの食事会をすることもあると思います。
我が家は総勢20人くらい集まってそれはそれは大変でした!
この記事では、自宅で初節句の食事会を開く場合のお料理の内容についてご紹介します。
初節句 女の子のお祝い膳メニューは?
お祝い事のお料理ってそれぞれ定番があります。
ひな祭りの場合は
・ちらし寿司
・はまぐりのお吸い物
・ひしもち
・雛あられ
・白酒
が定番のお料理です。
それぞれのお料理にはきちんと意味が込められているんですよ!
ちらし寿司
ひな祭りを祝うようになったのは平安時代ごろだと言われています。
その頃は海老や菜の花など色鮮やかで特別な意味を込めた具材を使った「なれ寿司」
が食べられていました。
時代が進み、見た目の綺麗さと具沢山に縁起物を入れられるちらし寿司が主流になったそうです。
代表的な3つの具の意味を紹介します。
・海老
長生きが出来るように…という願いが込められています。海老のように腰が曲がるまで丈夫に育つようにってことなんだって!
・豆
仕事が上手くいくように…という願いか込められています。健康にマメに働くという語呂合わせですね。
・レンコン
将来を見抜く力が付きますように…という願いが込められています。
レンコンの穴から先を見ることができるってことですね。
この3つ以外にも、菜の花や桜のでんぶ、錦糸卵などで春らしさ・華やかさを出すとお祝いらしさがグッと増します。
ちらし寿司の器は、こねる時に使ってそのまま食卓にも出せるコレがすごく良いです!
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はまぐりのお吸い物
実は二枚貝は女性を表していると言われています。
しかもはまぐりは、貝を1枚ずつ外して他のはまぐりの貝と合わせてもぴったり合うことがないんです!
そんなことから、一生1人の人と添い遂げられますように…という願いが込められています。
はまぐりじゃなくってアサリで代用しても良くない?と思っていた方(←私)、
これを知ったら娘のためにはまぐりを用意するしかないって思いますよね。
お吸い物ってシンプルなだけに難しそうですが、通販で安くて美味しいはまぐりのお吸い物が売っています。
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ひしもち
赤・白・緑の3色に意味が込められています。
赤=厄払い、健康を祝う桃の花
白=清純さ、春の雪
緑=春の生命力に溢れる若草
雛あられ
昔は「ひいな遊び(お雛様を使った人形あそび)」をする時に外に持って出る習慣があり、
おやつとしてひなあられを持って行ったそうです。
その流れでひな祭りに食べるようになったとされています。
白酒
百歳を表すという桃の花を清酒にひたした「百花酒」が飲まれていたのが、
江戸時代から「白酒」に変わったと言われています。
白酒と甘酒は別物ですから注意してくださいね!
まとめ 女の子の初節句に願いを込めたお料理を
何となく「定番だから」という理由でメニューを決めるのではなく、意味を知って準備すると気持ちも違うものです。
娘が少し大きくなったら写真を見せて「こんな願いを込めてみんなでお祝いしたんだよ」と話してあげたいですね。
お祝いしてくれた親戚への手土産も忘れずに。